子育てと看護師の両立に悩んだら、海外の子育て事情をぜひ参考にしてみてください。もしかすると、日本人は少し頑張りすぎているだけなのかもしれません。フィンランドにも日本と同じく子育てと仕事を両立している人は大勢います。ただし、家事の内容はずいぶんと違うようです。
フィンランドは夫婦の約80%が共働きで、家事は男女平等にこなすべきという考え方です。「朝食は早く起きたほうがやればOK」というライトなノリがフィンランド流のようです。フィンランドの一般的な朝食は、トマトやレタス、チーズ、ハム、サーモンなどをお皿に盛って、各自で焼いたトーストに乗せるというシンプルなもの。切って盛るだけなので、ある程度大きくなった子どもなら十分できる内容です。ワンプレート料理が基本なので、食後の片づけも簡単です。忙しいときは無理して料理せず、温めるだけや焼くだけの簡単メニューで済ませます。フライパンで料理したらそのままテーブルへ運ぶので、片づけの手間も省けます。本格的な料理が食べたければ、食べたい人が週末に料理します。
フィンランドのスーパーには、レンジやオーブンで温めるだけの料理や味つけ肉、燻製などがたくさん売られているので、時短メニューには困りません。日本の食卓は、大皿や小鉢、小皿などお皿がいくつか並ぶメニューが多いですよね。それはそれで日本らしくていいのですが、忙しいときは無理せずワンプレート料理にしてしまうのもおすすめですよ。手作りにこだわらず、出来合いのものを使ってもいいんです。
ヨーロッパのキッチンって、なんでも大きいイメージがありませんか?フィンランドのキッチンに備えつけられている食洗機はかなり大きめなので、1日分の食器をその日の夜にまとめて洗うことができます。食事のたびに洗わなくても、最終的に全部洗えていればそれでいいわけです。
洗濯は週に1回まとめて洗うので、洋服や下着は最低1週間はもつようにしておく必要があります。フィンランドの家は広いので、細かい洗濯物は畳まずに収納します。きっちり家事をこなす派の人には信じられない光景ですが、畳んでも畳まなくても使用感は同じですよね。割りきることさえできれば家事はだいぶ楽になりそうです。
そんな調子で、掃除は2週間に1回、ペットがいるなら週1回など、省ける家事は徹底的に省いていきます。ここまでくるともはや気持ちがいいぐらい省いてますよね。これが簡単にできるのも、家事や子育てに対する男女平等意識がフィンランド国内にしっかり浸透しているからです。基本的な考え方はとてもシンプルで、相手ができないなら自分がやればいいし、自分ができないなら相手にお願いすればいいというもの。子育てと仕事の両立の大変さを夫婦が共有していれば、大雑把な家事でもお互いに許せるようになるのかもしれませんね。
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